【現役エンジニア向け】採用担当者を惹きつける職務経歴書の書き方完全ガイド
エンジニアの市場価値を最大化する職務経歴書の書き方を徹底解説。技術力のアピール方法、プロジェクト経験の定量化、採用担当者が求めるポイントを例文付きで紹介します。
キャリアパス診断してみるはじめに:エンジニアの職務経歴書が「書類落ち」する3つの原因
「技術力には自信があるのに、なぜか書類選考で落ちてしまう…」
Webエンジニアとして3〜5年の経験を積み、次のステップへ進もうとしているあなたにとって、職務経歴書は自身の市場価値を証明する最も重要なツールです。しかし、多くのエンジニアがこの書類作成でつまずきます。
現職の業務内容を羅列しただけの職務経歴書では、採用担当者の目には留まりません。彼らは「あなたを採用することで、自社にどのような貢献をしてくれるのか」を知りたいのです。
この記事では、あなたの持つ高度な技術力や課題解決能力を最大限にアピールするための、エンジニア向けの職務経歴書の書き方を徹底的に解説します。この記事を読めば、あなたは自信を持って書類選考に臨み、理想のキャリアアップを実現できるでしょう。
採用担当者が求めるエンジニア像とは?評価基準を理解する
採用担当者が職務経歴書を読む際、チェックしているのは単なる「使用スキル」のリストではありません。彼らが本当に知りたいのは、以下の2点です。
再現性のあるスキルと貢献度
「この人は、当社の環境下でも同じように成果を出せるか?」という再現性が重要です。具体的には、「過去にどのような課題に直面し、それをどういう技術(フレームワーク、言語)とアプローチで乗り越え、結果として会社にどれだけの貢献をしたか」というプロセスを重視します。
技術選定の意図と課題解決能力
ただ技術を使っただけでなく、「なぜその技術(例:ReactではなくVue.js)を選んだのか」「その選定によって、チームの生産性やシステムの安定性がどう向上したのか」という技術選定の意図を明確に説明できるかどうかが、高い評価に繋がります。これは、あなたの持つ専門性や設計能力を示す重要な要素です。
【完全版】エンジニアの職務経歴書 必須の構成要素と書き方
採用担当者がスムーズに情報を理解し、評価できるように、職務経歴書は以下の4つの要素で構成しましょう。特に、メインキーワードである「エンジニア 職務経歴書 書き方」のコツは、この構成要素をいかに具体的に書けるかにかかっています。
[1] 職務要約:何をやってきたか10秒で伝える
職務経歴書のリード文にあたる職務要約は、最初に目を通される部分です。あなたのキャリアを100〜200文字程度で簡潔にまとめます。
- 含めるべき要素: 経験年数、得意な領域(例:toB向けSaaS開発、フロントエンド特化)、最も大きな実績。
- NG例: 「Webシステムの開発業務を4年間経験しました。」
- OK例: 「toC向けECサイトのバックエンド開発を4年間担当。特に、Python/Djangoを用いたAPI開発とAWS環境構築に強みがあり、直近では決済システムの応答速度を30%改善しました。」
[2] 開発経験(プロジェクト詳細):技術力を「定量化」して示す
ここがエンジニアの職務経歴書の核となるセクションです。単なる業務内容の羅列ではなく、プロジェクトごとにあなたの役割、課題、貢献を具体的に記述します。
記述すべき項目
- プロジェクト概要: 期間、チーム規模、サービス内容(toBかtoCかなど)。
- 担当フェーズ: 要件定義、設計、実装、テスト、運用など。
- 開発環境/使用スキル: 言語、フレームワーク、DB、インフラ(AWS, GCPなど)、CI/CDツール。
- 具体的な業務内容と成果(重要!): ここで後述するSTAR法を活用します。
技術力をアピールする「定量化」のコツ
抽象的な表現を避け、成果を数値で示しましょう。
- 抽象的: 「サイトのパフォーマンスを改善した。」
- 定量的: 「DBのクエリを最適化し、レスポンスタイムを平均5秒から1.5秒に短縮(60%以上の改善)。」
[3] 使用スキル/開発環境:網羅性よりも「深さ」を示す
スキル一覧は、単に使用経験があるだけでなく、その深さを示すことが重要です。
- レベル分け: 自己評価で「習熟度」(例:ビジネスレベル、実務経験あり、学習中)を3段階程度で記述します。
- バージョン記載: 使用した言語やフレームワークは具体的なバージョンを記載し、最新技術への感度を示します。
- NG例: 「PHP, Laravel, MySQL, AWS」
- OK例: 「PHP (7.4/8.0): 4年間、Laravel (8/9): 3年間(大規模サービスの設計経験あり)、AWS (EC2, RDS, S3): 運用・構築経験」
[4] 自己PR・志望動機:企業への「貢献」を約束する
自己PRでは、あなたの強みが応募企業の求める人物像とどう一致し、どのように貢献できるかを結びつけます。単なる「頑張ります」ではなく、過去の経験に基づいた再現性のある強みを提示しましょう。
技術力のアピール力を最大化する「STAR法」活用術
エンジニアの経験や技術力を効果的にアピールするための具体的なフレームワークが「STAR法」です。この型を使うことで、あなたの課題解決プロセスが採用担当者に明確に伝わります。
S(Situation:状況)
どのような状況下でプロジェクトが始まったかを説明します。
- 例: 「ユーザー数が急増し、既存のモノリシックなシステムではスケールアウトが困難な状況でした。」
T(Task:課題)
その状況で、あなたに課せられた具体的な課題や目標を明確にします。
- 例: 「安定稼働を維持しつつ、マイクロサービス化によるシステム刷新を半年以内に行う必要がありました。」
A(Action:行動)
課題を解決するために、あなたが「具体的に何をしたか」を記述します。ここが最も重要です。
- 例: 「チームリーダーとして、技術選定(Go言語とKubernetes)を行い、設計から実装、デプロイまでを主導。特にテストカバレッジを90%以上に保つためのCI/CDパイプライン構築に注力しました。」
R(Result:結果)
あなたの行動によって、どのような具体的な成果(定量的な結果)が得られたかを記述します。
- 例: 「結果、システムダウンタイムをゼロに抑え、開発サイクルを月1回から週2回に短縮。チーム全体の生産性も20%向上しました。」
このSTAR法を主要なプロジェクト経験に適用することで、あなたの職務経歴書は単なる履歴ではなく、価値創造のストーリーへと変わります。
職務経歴書作成後のチェックリストとNG例
作成が完了したら、以下の最終チェックリストを確認し、書類選考通過率を高めましょう。
最終チェックリスト
- [ ] 職務要約は10秒で読めるか?
- [ ] プロジェクト経験はSTAR法で記述されているか?
- [ ] 成果は可能な限り定量化されているか?
- [ ] 使用技術のバージョンや習熟度が明記されているか?
- [ ] 誤字脱字、可読性(箇条書きや太字の活用)に問題はないか?
エンジニアがやりがちなNG例
NGな記述 | 改善ポイント |
|---|---|
「サーバーサイドの開発を担当」 | 担当した言語、フレームワーク、具体的な役割(API設計、DB設計など)を明記する。 |
「コミュニケーション能力に自信あり」 | 抽象的な表現は避け、チーム内での具体的な調整役、技術的なレビュー経験などを実績ベースで示す。 |
「使用技術をすべて羅列」 | 経験が浅い技術は「学習中」と正直に記載し、得意な技術にフォーカスする。 |
まとめ:市場価値の高いエンジニアへ
エンジニアにとって職務経歴書は、あなたの技術力と、それが市場でどれほどの価値を持つのかを示すプレゼンテーション資料です。単に「何をやったか」を伝えるのではなく、「なぜそれを選び、どのような成果を出したか」というプロセスを具体的に示すことが、採用担当者の心を動かす鍵となります。
今日から早速、あなたの職務経歴書をSTAR法を用いてブラッシュアップし、市場価値の最大化を目指しましょう。
職務経歴書の添削やキャリア相談はプロに任せるのも一つの手
「一通り書いてみたけど、本当にこれで良いか客観的な意見が欲しい…」
「自分の市場価値が分からず、どんな企業に応募すれば良いか迷っている…」
もし一人で悩んでいるなら、転職のプロであるエージェントに相談するのも非常に有効な手段です。
特にIT・Web業界に特化したエージェントは、採用担当者の視点を熟知しており、あなたの職務経歴書をより魅力的にするための具体的なアドバイスをくれます。彼らはあなたのスキルセットを正しく評価し、最適な求人を紹介してくれるでしょう。
あなたの市場価値を正しく評価してくれる企業と出会うために、まずは無料相談から始めてみてはいかがでしょうか。

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