SESエンジニア必見!フルリモート案件を探すためのロードマップと成功のコツ
SESでフルリモート案件を探すエンジニアへ。希望の案件を見つけるための具体的な5ステップ、エージェント活用法、単価交渉のコツまで完全解説。理想の働き方を実現しましょう。
キャリアパス診断してみる通勤ラッシュに疲弊し、「せめて自宅で働きたい」と願うSESエンジニアは少なくありません。スキルはあるのに、希望の働き方が実現できないのは非常にもったいないことです。フルリモート案件は以前よりも増えていますが、SESという契約形態の特性上、案件の探し方や選び方には特有のコツが必要です。
この記事では、現役のSESエンジニアが、理想のフルリモート案件を効率的に見つけ、高単価で契約するための具体的なロードマップを、SES特有の商流や契約の注意点を含めて徹底解説します。この記事を読めば、あなたが次に取るべき具体的なアクションが明確になり、理想の働き方を手に入れる一歩を踏み出せるでしょう。
SESエンジニアがフルリモート案件を探す前に知るべき前提知識
フルリモート案件の現状とメリット・デメリット
新型コロナウイルスの影響でリモートワークは一般化しましたが、SES案件においては、セキュリティや顧客側の体制によって、いまだに出社を求められるケースも多くあります。しかし、SaaS開発企業やWeb系自社開発企業を中心として、フルリモートを前提とした案件は確実に増加しています。
メリット
- 通勤時間の削減(プライベートや自己学習に充てられる)
- 住む場所を選ばない(地方移住やUターンも可能に)
- ワークライフバランスの向上
デメリット
- 自己管理能力が必須となる
- チームとのコミュニケーションが希薄になりがち
- 案件によっては単価交渉が難しくなる場合がある
「完全リモート」と「ハイブリッド」の違いを理解する
「リモート案件」と一括りにせず、その定義を明確にすることが重要です。
- 完全リモート(フルリモート): 契約期間中、原則として出社義務がない案件です。月1回の定例会などもオンラインで行われます。
- ハイブリッド型(一部リモート): 週に数回、または月に数回、出社が求められる案件です。特にプロジェクトの立ち上がりや重要な会議の際に出社が必要になることがあります。
あなたが求めているのが「完全な在宅勤務」であれば、エージェントや面談時にこの点を徹底的に確認する必要があります。
SES特有の「商流」がリモート案件の可否に与える影響
SESエンジニアが案件を探す上で避けて通れないのが「商流」です。商流とは、エンドユーザー(発注元)からあなたの所属するSES企業に至るまでの仲介企業の連なりのことです。
- 商流が浅い(エンド直近): エンドユーザーの意向が直接反映されるため、リモート体制の調整がしやすく、フルリモート案件を獲得しやすい傾向にあります。
- 商流が深い(多重下請け): 中間に多くの企業が入るほど、情報伝達に時間がかかり、セキュリティや管理上の理由からリモートワークが認められにくい、あるいはハイブリッド型に限定されるケースが多くなります。
フルリモート案件を狙う際は、商流の浅い案件を優先的に探すことがコツです。
【5ステップ】フルリモート案件を効率的に探す具体的な方法
希望の案件を見つけるためには、計画的かつ戦略的なアプローチが必要です。
ステップ1:現在のスキルとリモート適性を棚卸しする
まず、あなたが提供できる価値を明確にします。特にリモート案件で求められるのは、即戦力性と自走力です。
- 技術スタックの整理: 5年以上の経験がある言語、フレームワーク、クラウド技術(AWS, Azureなど)を具体的にリストアップします。市場価値の高い技術(例:React, Go, TypeScriptなど)を保有していると、リモート案件の選択肢が広がります。
- 実績の言語化: 過去のプロジェクトで「何を達成したか」「どのような課題を解決したか」を定量的に記述します。リモート環境で成果を出せる証明になります。
ステップ2:リモート案件に特化したエージェントを徹底活用する
自力で求人を探すよりも、SES案件に強いエージェントを活用することが最も効率的です。エージェントは非公開の案件情報を持っており、あなたの代わりにリモート体制や単価の交渉を行ってくれます。
エージェント活用のポイント:
- 「フルリモート」を最優先条件とする: 妥協せず、完全リモート案件のみを希望することを明確に伝えます。
- 複数のエージェントを利用する: サービスによって得意とする案件のジャンルや企業とのコネクションが異なるため、最低2~3社に登録して情報を比較検討します。
- 商流の浅い案件を依頼する: 前述の通り、エンド直近の案件を優先してもらうよう依頼します。
ステップ3:求人媒体やSNS(X/Twitterなど)で情報を収集する
エージェント以外にも、求人サイトやSNSを活用することで、独自のリモートワーク案件を見つけることができます。
- 求人サイト: 「リモートワーク」「在宅勤務」などのキーワードで検索し、企業が直接募集している案件を探します。
- SNS(X/Twitter): 「#エンジニア募集」「#フルリモート」などのハッシュタグを追い、カジュアル面談から案件獲得に繋がるケースも増えています。
ステップ4:面談でリモート体制の詳細を深く確認する
面談時、ただ「リモートですか?」と聞くだけでは不十分です。以下の点を具体的に質問し、認識のズレを防ぎましょう。
- 「フルリモートの定義(出社頻度)は?」
- 「チームメンバーのリモート比率は?」
- 「機材の貸与はあるか、ネットワーク環境の指定は?」
- 「コミュニケーションツール(Slack, Zoomなど)の運用ルールは?」
ステップ5:契約書で「在宅勤務」を明確に定義する
口頭での約束だけでなく、契約書(または覚書)に「勤務場所:自宅」「在宅勤務手当の有無」など、在宅勤務に関する具体的な条件を明記してもらうことが重要です。これにより、後から出社を強制されるリスクを最小限に抑えられます。
フルリモート案件を獲得するために高めるべきスキルと実績
リモート環境では、対面でのフォローが難しいため、高い専門性と信頼性が求められます。これは、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)の観点からも重要です。
必須となる「自己管理能力」と「コミュニケーション能力」
フルリモートで成功するエンジニアは、以下の能力に長けています。
- 自己管理能力: 業務時間と休憩時間を厳密に守り、タスクの進捗を正確に報告する能力。
- 非同期コミュニケーション能力: テキストベースで意図を正確に伝え、認識の齟齬を生まない文書作成能力。
- 情報共有の徹底: 自分の作業状況や発生した問題を見える化し、チームに積極的に共有する姿勢。
信頼性を高めるポートフォリオの作成と提示
SES案件では職務経歴書が中心ですが、フルリモート案件においては、ポートフォリオの提出が有効です。
ポートフォリオは、あなたの技術力や開発への熱意を客観的に示すものです。特に、GitHubでの活動履歴、個人開発のWebサービス、ブログでの技術的なアウトプットなどは、リモート環境での自律的な学習・開発能力を証明します。
単価を維持・向上させるための交渉術
「リモート案件は単価が下がる」というイメージを持つ人もいますが、スキルと実績が伴っていれば、むしろ高単価を維持できます。単価交渉の際は、以下の点を強調しましょう。
- 即戦力性: 待機期間なしでプロジェクトに貢献できること。
- 過去の実績: 過去のプロジェクトで出した具体的な成果と、それが単価に見合う理由。
- 希少性の高い技術: 市場で人手が足りていない特定の技術スタックを保有していること。
エージェントを利用する場合でも、希望単価は遠慮せずに伝え、交渉はエージェントに任せきりにせず、あなたの市場価値を説明できるように準備しておきましょう。
よくある質問(FAQ)
フルリモート案件は単価が下がる傾向がありますか?
一概には言えません。フルリモート案件は競争率が高くなる傾向があるため、企業側が単価を抑えようとすることはありますが、高い技術力と実績(特にクラウドや最新のWeb技術)があれば、むしろ地方在住でも都市部の高単価案件を獲得できるチャンスがあります。重要なのは、あなたが提供できる価値が、リモートワークのデメリットを上回ることです。
地方在住でも東京のフルリモート案件は受けられますか?
はい、可能です。フルリモート案件の最大のメリットの一つは、地理的な制約がなくなることです。ただし、プロジェクトのコアタイム(勤務時間)は東京時間に合わせる必要があるため、時差の発生しない範囲での勤務となります。採用企業側も地方在住のエンジニアを積極的に採用する傾向があります。
SESとフリーランス、どちらがリモート案件を見つけやすいですか?
一般的に、フリーランスの方がフルリモート案件を見つけやすい傾向にあります。これは、フリーランスは自己責任で業務を遂行するため、クライアント側も管理体制を柔軟にしやすいからです。しかし、SES企業に所属していても、リモートワーク推進に積極的な企業を選べば、安定した環境でフルリモート案件にアサインされることが可能です。
まとめ
SESエンジニアがフルリモート案件を獲得するためには、単なる情報収集だけでなく、SES特有の商流を理解し、自己のスキルセットとリモート適性を高める戦略的なアプローチが必要です。
「完全リモート」の定義を明確にし、商流の浅い案件を狙い、そして何よりもあなたの高い専門性と自己管理能力を証明することが、理想の働き方を手に入れる鍵となります。
理想の働き方を実現するために、まずはプロに相談を
「フルリモート案件の探し方はわかったけれど、自分のスキルセットで本当に高単価が狙えるのか不安…」
「複数のエージェントを比較検討する時間がない」
もしあなたがそう感じているなら、SES業界の動向や単価相場を熟知したプロのエージェントに相談するのが最も効率的です。
特にリモートワーク案件に強いエージェントは、非公開求人を多数保有しており、あなたの希望条件(技術スタック、単価、完全リモートの可否)に合致した案件をスピーディに提案してくれます。また、面談対策や単価交渉も代行してくれるため、あなたは安心して次のステップに進むことができます。
理想的なフルリモートの働き方を実現するために、まずは無料のキャリア相談から始めてみてはいかがでしょうか。

応エン