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【現役エンジニア向け】採用担当者に「会いたい」と思わせる職務経歴書の書き方完全ガイド

経験3〜5年目のエンジニアが転職で成功するための職務経歴書の書き方を徹底解説。「技術の羅列」から脱却し、実績を定量的にアピールする秘訣、評価される構成、具体的な見本を公開します。

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現役エンジニア向け:採用担当者に「会いたい」と思わせる職務経歴書の書き方完全ガイド2024年版

「自分のスキルを正しく評価してくれる企業に転職したい」

そう考えているWebエンジニアのあなたは、職務経歴書を作成する段階で手が止まっていませんか?

  • 使った技術を羅列するだけで、実績が伝わらない気がする。
  • プロジェクトの内容を書きすぎると、長文になってしまう。
  • 採用担当者が本当に知りたいことが分からず、何から手をつけていいか分からない。

現役エンジニアが転職活動で最もつまずきやすいのが、この「職務経歴書の書き方」です。あなたの技術力や経験がどんなに素晴らしくても、それが伝わらなければ書類選考で弾かれてしまいます。

本記事は、「エンジニア 職務経歴書 書き方」を探しているあなたのために、採用担当者の視点に立ち、あなたの市場価値を最大限に高めるための具体的なライティング技術とテンプレートを完全公開します。

このガイドを読み終えれば、自信を持って提出できる、評価される職務経歴書が完成するでしょう。

1. 職務経歴書を書く前に:採用担当者が「見ているポイント」を理解する

効果的な職務経歴書を作成するためには、まず「誰に向けて書くのか」を明確にする必要があります。採用担当者や現場のエンジニアが、あなたの書類から何を知ろうとしているのかを理解しましょう。

採用担当者が知りたい3つのこと(技術力、ビジネス貢献度、カルチャーフィット)

採用担当者は、あなたの職務経歴書から以下の3つの要素を読み取ろうとしています。

  1. 技術力(何を、どれくらいできるか): どのような技術スタック(言語、フレームワーク、インフラなど)を、どの程度の熟練度で扱えるのか。これはスキルシートで確認されます。
  2. ビジネス貢献度(なぜ、それをやったか): あなたの技術が、所属していた組織やサービスにどのようなメリット(売上向上、コスト削減、UX改善など)をもたらしたのか。単なる「作業者」ではなく「課題解決者」であるかを見ています。
  3. カルチャーフィット(どのように働くか): チームでの役割、課題への取り組み方、コミュニケーション能力、新しい技術への意欲など、自社の文化やチームに馴染める人物かを見ています。

特に経験3〜5年目のWebエンジニアの場合、単なる技術の羅列ではなく、「2. ビジネス貢献度」を具体的に示すことが、書類選考突破の鍵となります。

職務経歴書とスキルシートの役割の違い

多くの場合、エンジニアは「職務経歴書」と「スキルシート」の2種類を提出します。それぞれの役割を理解して重複を避けましょう。

書類

主な役割

記載内容の焦点

職務経歴書

あなたの「経験」と「貢献」を物語る

携わったプロジェクトの背景、課題、あなたの役割、成果(定性・定量)

スキルシート

あなたの「技術力」を一覧化する

使用経験のある言語、フレームワーク、OS、ツール、熟練度

職務経歴書では、スキルシートに記載した技術を「どのように活用し、成果を出したか」という具体的なプロセスを語ることに集中しましょう。

2. エンジニア職務経歴書の「評価される構成」テンプレート

採用担当者が短時間で必要な情報を把握できるように、論理的で分かりやすい構成を採用しましょう。A4で2〜3枚程度に収めるのが理想的です。

テンプレート構成の全体像(A4で2〜3枚が目安)

以下の構成は、採用担当者の視線の流れに合わせて情報を配置した、最も効果的な「型」です。

  1. タイトル・氏名
  2. 職務経歴要約(サマリー)
  3. 職務経歴詳細(会社別)
    • プロジェクト経歴(役割、課題、成果を具体的に)
  4. スキルセット一覧
  5. 自己PR・志望動機
  6. ポートフォリオ・アウトプット

最重要項目:タイトルと要約(サマリー)の書き方

採用担当者が最初に読むのが、この要約部分です。ここで「この人に会ってみたい」と思わせる必要があります。

【要約に含めるべき要素】

  1. 経験年数と専門分野: 「サーバーサイド(Go, PHP)開発経験5年」など。
  2. 最大の貢献実績(定量目標): 「担当サービスのパフォーマンス改善により、応答速度を平均30%向上させた」など、最もインパクトのある成果を一つ書く。
  3. 次のキャリアへの意欲: どのような環境で、どのような課題解決に貢献したいか。

例文:

Web系企業にてサーバーサイドエンジニアとして5年間従事。主にtoC向けSaaSの新規機能開発、既存機能のリアーキテクチャを担当。特に、ボトルネックとなっていたDBクエリの最適化を主導し、サービス全体のレスポンスタイムを平均30%改善した実績を持つ。今後は、モダンな技術を用いた大規模な開発に携わり、事業成長に直結する開発体制の構築に貢献したい。

3. 実績を「技術力」と「貢献度」でアピールする具体的なライティング技術

職務経歴書の核となるのが、プロジェクト経歴の記載です。ここでは、単なる業務内容の報告ではなく、「あなただからこそ出せた成果」を具体的に示しましょう。

プロジェクト経歴の記載方法:単なる業務内容報告で終わらせない

プロジェクトごとに以下の情報を必ず含めてください。

項目

記載内容のポイント

プロジェクト名

誰にでもわかるようにサービス概要を簡潔に記載

期間

参画期間(例:2021年4月〜2023年3月)

開発規模

チーム人数、ポジション(例:5名体制、メインサーバーサイド担当)

技術スタック

使用言語、フレームワーク、DB、クラウドサービスなど

課題と目的

なぜそのプロジェクトが始まったのか(例:既存システムの拡張性の限界、ユーザー離脱率の改善)

あなたの具体的なアクション

課題解決のために、あなたが「何をしたか」

結果と貢献度

達成した成果を定量的に(数字で)示す

成果を明確にする「STARの法則」を活用した記述例

実績を説得力を持って伝えるために、面接でも使われるSTARの法則(Situation, Task, Action, Result)を応用しましょう。

  1. Situation(状況): どのような背景・課題があったか。
  2. Task(目標): 解決すべき目標は何だったか。
  3. Action(行動): あなたが具体的にどのような行動をとったか。
  4. Result(結果): その行動の結果、どのような成果が出たか(定量的に)。

実践例:

[S] 既存のECサイトの決済処理において、トラフィック集中時にタイムアウトが多発し、月間数十件の機会損失が発生していた。
[T] 決済成功率99.9%を達成するため、決済基盤の安定化が求められた。
[A] 決済処理を同期処理から非同期処理(メッセージキュー:RabbitMQ)へ移行するアーキテクチャ設計を主導。また、データベースのインデックスチューニングを徹底的に実施した。
[R] 結果、タイムアウトによる決済失敗率は0.05%以下に低減。月間損失額を約80万円削減し、ユーザー体験の向上に貢献した。

【NG例とOK例】「使った技術」から「解決した課題」へ

初心者が陥りがちなのが、技術を羅列して終わってしまう記述です。

項目

NG例(技術の羅列)

OK例(課題解決の記述)

職務経歴

「ReactとTypeScriptを使用してフロントエンドを開発した」

「ユーザーの操作性を改善するため、ReactでSPAを再構築。これによりページ遷移速度が平均40%向上し、直帰率を5%改善した」

スキル

「AWSのEC2, RDS, S3を使った」

「AWSのIaC(Terraform)を導入し、インフラ構築のリードタイムを従来の5日から1日に短縮。運用コストも月間10%削減した」

採用担当者は、あなたが「何を使ったか」よりも、「それを使って何を解決したか」に強い関心を持っています。

4. 採用担当者の目を引く!スキルセットと自己PRの書き方

職務経歴書の後半では、技術の全体像とあなたの熱意を伝えます。

スキルセットは「熟練度」と「使用経験」を明記する

スキルシートを作成する際、単純に技術名を並べるだけでは不十分です。採用担当者が知りたいのは、入社後すぐに戦力になるレベルなのかどうかです。

【スキルセット記載のポイント】

  • カテゴリ分け: 言語、フレームワーク、DB、インフラ/クラウド、バージョン管理など、カテゴリごとに整理する。
  • 熟練度を明記: 自己評価で構わないので、「得意」「日常的に使用」「触れたことがある」など、具体的なレベルを記載する。
  • 使用経験年数: 各技術の使用経験年数を併記する。

記載例:

カテゴリ

技術名

経験年数

熟練度

言語

Go

3年

日常的に開発を主導できる

Python

1年

既存コードの修正・簡単な機能開発が可能

フレームワーク

Gin

3年

API設計から実装まで対応可能

クラウド

AWS (EC2, RDS, Lambda)

4年

運用経験あり、設計・構築経験あり

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