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SESインフラエンジニアが開発職へ!市場価値を高めるキャリアチェンジ完全ロードマップ

「SESインフラから開発へ」の壁を破る具体的な方法を解説。インフラ経験を活かすスキルアップ戦略、案件獲得のコツ、転職成功のためのロードマップを徹底紹介。市場価値の高いエンジニアを目指しましょう。

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なぜ今、SESインフラエンジニアは開発を目指すべきなのか

SES(システムエンジニアリングサービス)として働くインフラエンジニアの皆さん、今のキャリアに漠然とした不安を感じていませんか?

日々の監視、保守、運用といった業務はシステムを支える重要な役割ですが、「このままで市場価値は上がるのだろうか」「よりクリエイティブな仕事がしたい」と感じている方も多いでしょう。

特に、クラウド化(AWS、Azure、GCP)が進み、インフラ構築がコード(IaC)で行われるモダンな技術が主流となる中で、インフラと開発の境界線は曖昧になりつつあります。この変化は、インフラエンジニアが開発エンジニアへキャリアチェンジする絶好の機会を提供しています。

開発エンジニアへのキャリアチェンジは、より高い報酬、多様な技術選定への関与、そして将来的な自社開発企業への転職可能性など、あなたの市場価値を飛躍的に高めるメリットをもたらします。

本記事では、SESという環境で働くインフラエンジニアが、どのように計画的に開発エンジニアへとステップアップしていくか、具体的なロードマップを3つのフェーズに分けて徹底解説します。

インフラ経験を開発に活かす!キャリアチェンジ成功の土台作り

開発未経験だからといって、悲観する必要は全くありません。インフラエンジニアとして培ってきた経験は、開発現場で強力な「武器」となります。

インフラ経験者が持つ開発現場での強み

開発エンジニアはアプリケーションの機能開発に集中しますが、そのアプリケーションが動作する環境(インフラ)の知識は、非常に貴重です。

  1. システム全体の理解: ネットワーク、セキュリティ、サーバー構成といったシステム全体を俯瞰して見られる力は、バグの原因特定やパフォーマンス改善において大いに役立ちます。
  2. クラウド・コンテナ技術の知識: AWSやDocker、Kubernetesといったモダンな技術は、インフラ構築だけでなく、開発プロセス(CI/CD)にも深く関わります。これらの知識は、DevOpsを推進する開発チームにとって不可欠なスキルです。
  3. 信頼性(E-E-A-T): 安定稼働を最優先するインフラ業務で培った「確実性」や「トラブルシューティング能力」は、信頼性の高いコードを書くための土台となります。

最初に身につけるべき開発スキル(言語選定のポイント)

キャリアチェンジを成功させるためには、どの領域を目指すかを明確にし、それに合った言語を選定することが重要です。

  • Web系開発を目指す場合: バックエンドならPython(学習容易性、データサイエンスとの親和性)、またはGo/Rust(モダンな技術、高パフォーマンス)。フロントエンドならJavaScript(React, Vue.jsなどのフレームワーク)が必須です。
  • SESで案件を獲得しやすい言語: 現場の需要が高いのは、JavaやPHPなどですが、将来的な市場価値を考慮すると、PythonやモダンなJavaScriptフレームワークを推奨します。

【フェーズ1】開発スキル習得:独学 vs スクール、最適な選択肢は?

インフラの現場で働きながら開発スキルを身につけるには、効率的な学習計画が不可欠です。

独学で進める場合の注意点と効率的な学習法

独学は費用を抑えられますが、モチベーション維持と「何を作るか」が課題になります。

  • 目標設定: 「〇ヶ月後に簡単なWebアプリをリリースする」など、具体的な期限と成果物を設定します。
  • 実践重視: チュートリアルを終えたら、すぐにオリジナルサービスやツール開発に取り掛かりましょう。インフラの自動化ツールなど、既存の業務と関連付けると理解が深まりやすいです。
  • 教材選定: 書籍だけでなく、動画プラットフォームやオンライン学習サービスを組み合わせ、インプットの効率を高めます。

プログラミングスクールを活用するメリットと選び方

SESエンジニアがスクールを利用する最大のメリットは、「短期間でのスキル習得」と「ポートフォリオの質の向上」です。

  • メリット: 体系的な学習、疑問点をすぐに解消できる環境、メンターによるフィードバック。
  • 選び方: キャリアチェンジ後の転職サポートが充実しているか、モダンな技術(React, TypeScriptなど)を教えているか、そして最も重要な「実務を意識したポートフォリオ作成の支援」があるかを確認しましょう。

開発スキル習得における「E-E-A-T」の重要性

開発スキル習得におけるE-E-A-T(経験、専門性、権威性、信頼性)は、「アウトプット」によって証明されます。

単にコードが書けるだけでなく、GitHubでの活動履歴、技術ブログでの発信、そして何よりも「動くポートフォリオ」こそが、あなたの専門性を客観的に証明する最も強力な材料になります。

【フェーズ2】実績作り:SESで開発案件を獲得するための戦略

スキルを身につけても、SESという客先常駐の仕組み上、すぐに希望の開発案件にアサインされるとは限りません。この壁を乗り越えるための戦略が必要です。

最重要:ポートフォリオ作成の鉄則

ポートフォリオは、開発経験の浅さをカバーするための切り札です。以下の要素を必ず含めましょう。

  1. インフラ経験を活かす: アプリケーションだけでなく、デプロイ環境(AWS/Dockerなど)も自分で構築し、そのプロセスをドキュメント化します。これは「インフラもわかる開発エンジニア」として強力な差別化になります。
  2. モダンな技術を使用: 企業が求める技術スタック(例:React/Next.js、Python/Djangoなど)を選び、トレンドを意識していることを示します。
  3. 品質への意識: テストコードの記述やGitHubでのコミット履歴を公開し、開発プロセスに対する真摯な姿勢を見せます。

社内営業(上司・営業担当)との連携術

SESで案件を獲得するには、社内の営業担当者との連携が極めて重要です。

  • 具体的な要望の提示: 漠然と「開発がしたい」ではなく、「〇〇言語を使ったWebサービスの開発案件で、特にフロントエンドに興味がある」と具体的に伝えましょう。
  • スキルシートの更新: 開発スキルを盛り込んだ最新のスキルシートと、完成したポートフォリオを営業に提供します。これにより、営業担当者は自信を持ってあなたを開発案件に提案できるようになります。
  • 案件ガチャ対策: 提案された案件が開発要素が薄い場合でも、将来的なスキルアップにつながる要素(例:クラウド環境での作業、IaCの導入予定がある)があるかを確認し、戦略的に選択しましょう。

インフラ案件内で開発要素を増やす「スモールスタート戦略」

すぐに開発案件に移れなくても、現在のインフラ案件内で開発に繋がる経験を積むことが可能です。

  • 自動化ツールの開発: PythonやShellスクリプトを使って、日々の運用・監視業務を自動化するツールを開発します。
  • IaCの導入提案: AnsibleやTerraformといったツールを使用し、インフラ構築をコードで管理する取り組みを提案します。
  • DevOpsツールの運用: CI/CDパイプラインの構築・運用に関わることで、開発プロセスへの理解を深めます。

【フェーズ3】キャリアを加速させる:自社開発・モダンな環境への転職戦略

SESでの開発経験を積んだ後、さらなるキャリアアップとして、自社開発企業やよりモダンな技術を扱う企業への転職を検討するでしょう。

SESから自社開発企業へ転職する際の壁

SESでの経験は多岐にわたりますが、「客先常駐」という性質上、技術選定やプロダクト全体への関与度が低いと見られがちです。

この壁を乗り越えるには、「自身が主体的に行った改善や提案」を具体的なエピソードとして語れるように準備しておくことが重要です。

面接でインフラ経験を強力な武器としてアピールする方法

面接では、単なる開発スキルだけでなく、インフラの知識が開発にどう貢献できるかをアピールしましょう。

アピール例:

「開発したアプリケーションを安定的に運用するためには、インフラへの深い理解が不可欠です。私は前職で培ったネットワークやセキュリティの知識を活かし、開発段階から運用負荷の少ない設計を提案できます。」

これは、他の純粋な開発未経験者にはない、あなただけの強みです。

市場価値の高いエンジニアになるための継続的なスキルアップ

開発エンジニアとしてスタートラインに立っても、学習は終わりません。常に新しいフレームワーク、クラウド技術、セキュリティの知識をアップデートし続けることが、市場価値を維持・向上させる唯一の方法です。

よくある質問(Q&A)

Q. 年齢はキャリアチェンジに影響しますか?

A. 20代であれば非常に有利ですが、30代前半でも十分可能です。重要なのは年齢ではなく、「開発への熱意」と「具体的なアウトプット(ポートフォリオ)」です。30代後半以降の場合、マネジメント経験やインフラの上流工程経験を活かし、DevOpsチームのリードを目指すなど、戦略的なポジショニングが重要になります。

Q. 開発未経験の場合、給料は下がりますか?

A. 一時的に下がるリスクはありますが、長期的に見れば開発職の方が高い上昇率が期待できます。特にモダンな技術を習得し、自社開発企業へ転職できれば、数年でインフラ時代の年収を大きく超えることが可能です。

Q. どのプログラミング言語を選ぶべきですか?

A. 汎用性が高く、求人数の多いPython、またはWebの基盤であるJavaScript(特にReactなどのフレームワーク)がおすすめです。インフラ経験を活かすなら、GoやRustといった処理速度の速い言語も、今後のバックエンド開発において市場価値が高まると予測されます。

まとめ:行動こそが未来を切り開く

SESのインフラエンジニアから開発エンジニアへのキャリアチェンジは、決して簡単な道のりではありませんが、適切なロードマップと戦略的な行動があれば必ず実現できます。

重要なのは、現在のインフラ経験を「足かせ」ではなく「強力なアドバンテージ」として捉え直すことです。スキルを独学で磨き、質の高いポートフォリオを作成し、社内営業と連携して案件を獲得する—この一歩一歩の行動が、あなたの未来の市場価値を築きます。

もし、

「自分のインフラ経験がどの開発分野で活きるのかわからない…」
「現在のSES環境でどう営業にアピールすれば良いか迷っている…」

といった不安や疑問があるなら、キャリアのプロに相談するのも一つの手です。

あなたの市場価値を正しく評価し、目標達成に向けた具体的なステップを提示してくれる専門家と出会うために、まずは無料相談から始めてみてはいかがでしょうか。

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